【ポケットセラピスト】日本のスタートアップに学ぶビジネスモデル【BMC】
有料アプリは個人よりも法人向けの方が売れそう。
はろー、yukiです。
スマホアプリは基本的に無料ですが、課金によりサービスがリッチになります。
いわゆる、Freemium(フリーミアム)です。
フリーミアムは、ゲームや音楽などのエンターテインメントでよく活用されます。
それ以外の分野では、あまり活用されないモデルですね。
(誘因力の強さに関係していると思います)
例えば、美容や健康などは、無料アプリで満足できなければ、Web検索すれば良い。
特に、健康の分野では、アプリよりもサプリに金を払う方が有益と考えるでしょう。
そこで、ターゲットを個人でなく、組織に設定してみます。
組織に売れば、その大きさに比例してユーザを獲得できます。
それに、ユーザーは金銭支払いを意識せず、利用できますね。
と、いうわけで法人向けにアプリ提供をしているのが今回のスタートアップ。
社員の健康管理を提供する「ポケットセラピスト」を紹介します。
BMCはこちら。
・オペレーションサイド
大学発ベンチャーということもあり、専門家がビジネスパートナーです。
専門家の意見が、サービスの質を向上させています。
これは似たようなサービスに、決定的な違いを生じさせるものです。
専門家によるアドバイス・サービスと、素人では満足度に雲泥の差がありますね。
(もちろん、信用性の高いのも前者です)
・マーケティングサイド
ポケットセラピストの特徴は、社員の健康をうたっていることです。
健康的な社員は労働生産性が高いですから、企業もすすんで社員に健康を求めます。
特に、腰痛対策を助言できるあたり、IT企業から反響がありそうです。
繰り返しになりますが、専門家の意見ですから、企業も信用して導入しやすいのです。
・まとめ
法人向けだから利益率を高く維持できます。
コストを下げられる要因は次の二つです。
一つ目に、管理のしやすさ。二つ目に、企業に勤める人の全員が利用しないこと。
チャットなどでパーソナライズに利用可能でも、窓口は契約した企業にあります。
つまり、生活リズムが見えやすいということです。
これは、個々人を窓口にするより、うんと楽です。
また、全員が利用しないという点は言わずもがな。健康は全ての人の願望ではない。
あとは、導入させる企業の規模が負担の変数になるかなー。
サービスのWebサイト↓
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以上。