ITに疎いと見抜けないかも。
はろー、yukiです。
6-7月にLINEのQRコードを盗み取る詐欺メールが届いたので、その文面と見抜き方の紹介です。
6月に届いた詐欺メール
送信元: Seege< 省略 >734@outlook.com
件名: サ< 省略 >テムソフト有限会社LINE連絡先情報ご提供のお願い
本文: 各位 お疲れ様です。 業務連絡をより円滑に行うため、また緊急時の連絡体制整備の一環として、現在連絡先情報の更新・確認を進めております。 つきましては、差し支えない範囲で、現在ご利用中のLINEアカウント(私用・業務用いずれでも結構です)のQRコード、または友だち追加用リンクを、本メールへの返信にてご共有いただけますと幸いです。 ご提供いただいた情報は、業務連絡および緊急時の連絡以外の目的では使用せず、個人情報として適切に管理・保管いたします。 お手数をおかけしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。 ―― サ< 省略 >テムソフト有限会社 < ここに名前 >
文面はしっかりしているが、一般的に個人情報を取り扱う承諾は文書レベルで行うので、詐欺。
7月に届いた詐欺メール
送信元: 39< 省略 >0952@qq.com
件名: Re:サ< 省略 >テム
本文: お疲れ様です。 今後の業務連絡をスムーズに行うため、個人LINEのQRコードをご返信いただけますでしょうか。 確認後、こちらからLINE追加させていただきます。よろしくお願いいたします。 サ< 省略 >テム < ここに名前 >
件名がReで返信の形式になっている(こちらから送っていない)、社名だけ入った件名、社名を入れた返信で個人LINEを訊くというのは一般的にないので、詐欺。
詐欺メールの見抜き方
メールは、人が見やすい形に整理されたものと、システムが送る形の2パターンあります。
普段は見やすい形にされたメールを、OutlookやGmailなどのメーラーを使って見ています。
システムが送る形というのは、メールサーバーが取り扱う形で、「誰がどのようにメールを、誰に対してどのように送ったか」といった内容を持っています。
システムが送る形は、Outlookの場合、該当メールの三転リーダーから 表示 > メッセージの詳細を表示 で確認できます。
この「メッセージの詳細」というのは、Outlookに限らず、Gmailなどのメーラーでも見られます。
さて、見抜き方に関して、届いた詐欺メールの詳細を見ると、メールアドレスが次のようになっていました。
・6月分 Reply-To: ya0< 省略 >s0s@icloud.com From: =?utf-8?B< 省略 >P5LmL?= <Seege< 省略 >734@outlook.com> ・7月分 Reply-To: a9< 省略 >50@rd6.so-net.ne.jp From: =?utf-8?B?< 省略 >CA5pWP5LmL?= <39< 省略 >0952@qq.com>
これは、
Reply-To: 返信先のメールアドレス From: 送信元のメール送信者の名前<送信元のメールアドレス>
を表しています。
メールアドレスの@マークの後ろ側に注目すると、
6月分は、もともとicloud(Apple)のメールアドレスで、Outlookを使って送信されたものです。
7月分は、もともとSo-net(ソネット)のメールアドレスで、テンセントのメールサービス(QQ)を使って送信されたものです。
例えば、LINEのQRコードを添付して返信すると、Fromに届くのではなく、Reply-Toにメールが送られます。
OutlookやQQのメールアドレスは、何回も変更でき、作成も容易のため、Fromのメールアドレスをブロックしても、Reply-Toは異なるFromのメールアドレスを用意できます。
詐欺メールの確実な見抜き方は難しいですが、「怪しいと思ったメールは返信しない」と学んでいるはずです。
これをもとに、文面だけでなく、送信元メールアドレスやメッセージの詳細(Reply-To)を見れば、怪しい(取引先や知り合いからのメールではない)と判断ができます。
もっとも、最近のOutlooなどのメーラーも改善されているので、上記のようなメールはあらかじめ、メーラー側から迷惑メールかどうか確認してきたり、自動的に迷惑メールに振り分けられることもあります。
迷惑メールは、スパムメールとも呼ばれていました。
昔は、スパムメールはSPFでブロックでき、これは送信元のドメインによる「なりすまし」の検知でした。
ですが、上記のように多くの人が使っているメースサービスから送信されると、「なりすまし」をしているわけではないので、フィルターを通過してしまいます。
以上