雪ん子パースペクティヴ

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WindowsでCドライブを拡張するには、未割り当ての領域を右隣に用意する必要がある

ローカルPCのディスクボリューム、最近さわってなかったな。

 

はろー、yukiです。

 

OneDriveをはじめとしたクラウドであれば、直感的にボリューム操作ができます(プラン増強してサイズ増やすなど)。

ローカルPCの場合、まずCドライブがあり、パーティションを作成することで、他ドライブの領域を確保します。

 

まず、今回の状況を下記に整理します。

  1. CドライブとDドライブを作成
  2. Cドライブの領域が足りず、Dドライブの領域が余っている
  3. Dドライブで余った領域をCドライブへ移したい

 

Dドライブを縮小し、未割り当ての領域を作成する方法では、うまくいきません。

ディスク領域は論理的なので、例えば左から右、上から下といったように、構成は硬性的です。

 ※領域を選択して移動させる、といったフレキシブルな操作はできない

 

今回必要な作業は、拡張したいドライブの「横」に未割り当ての領域を用意することです。

 

下図の赤枠が対象になります。「横」は、緑枠の領域を意味します。

この位置関係が最も重要です。

 

ドライブを作成した順番が、C→D→Eとなっているので、DドライブにあったファイルをEドライブへ移した後、この作業を行います。

 

 

 

未割り当て領域は、本当に左側の拡張にしか使えないのか。

下図の赤枠はCドライブから見た「ボリュームの拡張」操作です。

メニューがグレーアウトされず、選択できるのが分かります。

 

 

 

一方、Eドライブの場合は下図になります。

Eドライブから見て、右側に未割り当ての領域がないため、「ボリュームの拡張」操作ができません。

そして、左側に未割り当ての領域があっても、「ボリュームの拡張」操作ができません。

 

 

最後に、今回の内容を操作も含めて整理します。

  1. CドライブとDドライブを作成
  2. Cドライブの領域が足りず、Dドライブの領域が余っている
  3. Dドライブで余った領域をCドライブへ移したい
  4. Dドライブを「ボリュームの縮小」し、未割り当ての領域を用意する
  5. Eドライブを作成する
  6. Dドライブのファイルを、Eドライブへ移す
  7. Dドライブを「ボリュームの削除」し、未割り当ての領域にする
  8. Cドライブを「ボリュームの拡張」し、未割り当ての領域を使用する
  9. Cドライブの容量が増え、Eドライブができている

 

 

ちなみに、Dドライブをショートカットで作った後にボリュームを削除すると、下図になる。

はてなマークが可愛い。

 

 

以上

 

 

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