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統計データ(2016年)からみる都道府県別の観光の実態

県内の観光客が多い地域って面白い。

 

はろー、yukiです。

 

日本の観光地と言えば、東の東京や西の京都が有名です。他にも、北海道や大阪などありますね。

ですが、データでみた時、観光が栄えているのはどの都道府県がなのか、少し調べてみました。

 

データの出典は観光庁からです。

用いたのは、平成28年度のデータです。

理由は、通年で集計されたものの中で最新だからです(とは言っても、まだ集計中の県もありました※後述)。

 

1. はじめに

都道府県別に観光の実態を明らかにするものである。

 

2. 変数

対象者(説明変数)は「県内」「県外」「外国人」とする。

比較項目(目的変数)は「客数」「単価」「総額」とする。

説明変数のうち、「ビジネス目的」を除き、「観光目的」のみを扱うものとする。

「外国人」における「日帰り」は数値が0の都道府県が多いため、説明変数では「宿泊」のみを扱うものとする。

 

3. 除外

統計データのうち、「-」はサンプル数がないため、「0」とする。

また、下の府県は対象外とする。

・集計中:福島、千葉、神奈川、富山、石川、愛知、滋賀、山口、高知、福岡、長崎、沖縄

・データなし:大阪

 

 4. 結果

最上位を求めると、下の表が作成される 。

  県内 県外 外国人
客数 北海道 静岡県 東京都
単価 東京都 北海道 北海道
総額 東京都 長野県 東京都

「県内」へ観光に行く「客数」が最も多いのは北海道だった。「単価」と「総額」で、東京都が最も多かった。

「県外」からの観光客で比較すると、「客数」は静岡県が最も多く、「単価」は北海道、「総額」は長野県が多かった。

「外国人」では、「客数」と「総額」は東京都が最も多く、「単価」は北海道が多かった。

 

上位5位までを表にすると下のようになる。

  県内 県外 外国人
客数 1. 北海道 1. 静岡県 1. 東京都
2. 東京都 2. 東京都 2. 北海道
3. 静岡県 3. 長野県 3. 京都府
4. 兵庫県 4. 京都府 4. 山梨県
5. 長野県 5. 栃木県 5. 和歌山県
単価 1. 東京都 1. 北海道 1. 北海道
2. 兵庫県 2. 長野県 2. 東京都
3. 長野県 3. 佐賀県 3. 鹿児島県
4. 北海道 4. 徳島県 4. 群馬県
5. 佐賀県 5. 東京都 5. 埼玉県
総額 1. 東京都 1. 長野県 1. 東京都
2. 北海道 2. 北海道 2. 北海道
3. 兵庫県 3. 東京都 3. 京都府
4. 長野県 4. 静岡県 4. 鹿児島県
5. 静岡県 5. 京都府 5. 長野県

この表から分かるのは次の通り。

a. 東京都は、「客数」「単価」「総額」のいずれにおいても上位に位置している。

b. 北海道は、「県内」と「外国人」での「客数」と、「単価」と「総額」はいずれも上位に位置している。

c. 長野県は、「県内」と「県外」での「客数」「単価」「総額」と、「外国人」の「総額」において上位に位置している。

d. 静岡県は、「県内」と「県外」において、「客数」と「総額」で上位に位置している。

e. 京都府は、「県外」と「外国人」において、「客数」と「総額」で上位に位置している。

f. 兵庫県は、「県内」において、「客数」「単価」「総額」が上位に位置している。

g. 佐賀県は、「県内」と「県外」において、「単価」で上位に位置している。

h. 鹿児島県は、「外国人」において、「単価」と「総額」で上位に位置している。

i. 栃木県は、「県外」の「客数」で上位に位置している。

j. 徳島県は、「県外」の「単価」で上位に位置している。

k. 山梨県は、「外国人」の「客数」で上位に位置している。

l. 和歌山県は、「外国人」の「客数」で上位に位置している。

m. 群馬県は、「外国人」の「単価」で上位に位置している。

n. 埼玉県は、「外国人」の「単価」で上位に位置している。

 

5. その他

他にも、平均値や中央値、標準偏差を用いで分析を行いました(今回は書きません)。

平均値や中央値はグラフにすると、説明変数ごとの違いがよく分かりました。

ばらつきを求める標準偏差では、当然に都道府県ごとにばらつきが大きくあることが分かりました。

また、一つの都道府県を取り上げ、例年の平均や標準偏差を求めたり、あるいは別の指標と相関分析をする方が有益な結果を得られそうです。

 

 

分析を終えて、日本の観光地は東京、北海道、長野が有力な3ヶ所になるのかなあと思いました。

山梨、群馬、埼玉など、東京近辺という地理的な好影響を受けている地域があるように、北海道や長野の周辺地域でも栄えた観光地になるポテンシャルはありますね。

あと、「県内」での佐賀県と「外国人」の熊本県が上位に挙がっていることの理由が気になりました。

 

 

以上。