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雪ん子パースペクティヴ

読むとちょっとタメになるエントリー。

【3/17 M上場】ジャパンエレベーターサービスホールディングス(株)を紹介。【6544】

ブックビルディング期間 3/1-7
公開価格決定日 3/8
申込期間 3/9-14
元引受 野村證券(幹事)、みずほ証券SMBC日興証券いちよし証券、岩井コスモ証券SBI証券東海東京証券
上場時発行株式総数 9,580,000株
1単元の株式数 100株
配当基準日 3/31、9/30
大株主 石田克史(同社代表取締役会長兼社長)
株式会社KI
ジャパンエレベーターサービス従業員持株会
株式会社LEOC
株式会社クララ
江頭久美子
過去3年の純利益(千円) 2014年:-629,786
2015年:314,649
2016年:126,271

 

概要

1994年10月3日設立。代表取締役会長兼社長は石田克史。

1999年に横浜と札幌に支店、浦安に営業所を開設。2000年に多摩と厚木に営業所を開設。2002年に吉祥寺に支店、新宿と立川に営業所を開設。2003年にさいたまと新宿に支店を開設。2004年に相模原に支店、川崎に営業所を開設。2005年に麻布支店を開設。2006年に城南に支社、三郷に支店、品川、板橋、藤沢に営業所を開設。2008年に熱海に支店、千住、葛西、水戸、川越、伊豆高原、所沢、渋谷、新橋、沼津に営業所を開設。2009年に北海道に支社、成田空港、つくば、池袋、世田谷、あきる野、川口、大森、港北に営業所を開設。2011年に中部に支社、名古屋と厚木に支店を開設。2013年に東関東に支社、千住と柏に支店、柏、多摩、平井、横須賀に営業所を開設。2014年に静岡に支店、大和に営業所を開設。2015年に甲府、岐阜、川崎北、静岡、浜松に営業所を開設。2016年に川崎に支店、熊谷に営業所を開設した。

 

 

サービス

エレベーター及びエスカレーターの保守・保全業務及びエレベーターのリニューアル業務。

 

事業はメンテナンス、パーツセンター、テクニカルサポート、コントロールセンター、リニューアルの5つの柱からなっている。

同社HPによると、国内エレベーター・エスカレーターの約85%は設置したメーカー系の企業によりメンテナンスが行われている。同社は「独立系」として残りの約15%(首都圏を中心に約35,000基)を請け負っている。

 

 

考察

同社ではエレベーターを社会インフラとし、遠隔地から365日24時間監視している。災害や停電、故障などによる緊急停止時に、同社は30分以内の復旧を目標としている。

沿革からも分かるように、非常に多くの支社、支店、営業所を保有しているので、人員の配置を広くでき(技術者は600名以上いるとのこと)、速やかな対応が可能となっている。

 

 

もう一言

2016年4月時点でグループ全体の従業員数が870名あり、2013年ではその約半数だった。2014年以降、人員は微増で、拠点も同様。この数字からも分かるように、メーカー系が持つシェアを獲得していかない限り、同社の成長の見込みは薄い。同社の営業力が試される。

しかし、エレベーターやエスカレーターのように製品が独占に近い市場において、「独立系」メンテナンスの強みとは何だろうか。

同社HPでは、高い技術力を有した人材、豊富な純正パーツのストック、コントロールセンター(GPSでエンジニアの位置を把握している)となっている。

今後はリニューアル事業(独自開発)で約85%のシェアをどれだけ自分たちのものにしていけるかが勝負になるだろう。その時、価格やサービスの柔軟性(メンテナンスやアフターフォロー、バックアップ体制など)という点も「独立系」は武器にできるだろう。

 

 

以上。