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【まごころサポート】日本のスタートアップに学ぶビジネスモデル【BMC】

高齢者周りは本当にお金が転がっている。

 

はろー、yukiです。

 

内閣府の統計によると、2016年現在、日本人口の27.3%が高齢者なのが現状です。

今後の予測をみてみると、下記の通りになります。

 

2020年:高齢者数3,619万人(28.9%)

2025年:高齢者数3,677万人(30.0%)

2030年:高齢者数3,716万人(31.2%)

 

依然と上昇傾向にあり、とりあえず2065年まで高齢化率が減少することはありません。

労働人口社会保障といった話は別として、この数値はビジネスチャンスと言えます。

(なぜなら増加していることが明確に分かるから)

 

医療、介護、バリアフリー化、生涯学習など、分野は様々にあります。

中でも、彼らの日常生活にスポットを当てたのが「まごころサポート」です。

BMCはこちら。

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・オペレーションサイド

実際にユーザをサポートするのは新聞販売店の従業員です。

そのため、まずは彼らがサポートできるように教育する必要があります。

サポートは資格不要の、草刈りや掃除、諸代行などです。

新聞の勧誘を生業としているので、お手伝いサービスの営業も苦ではないと言えます。

 

 

マーケティングサイド

60歳以上の高齢者がターゲットとなっています。

日常生活の色々を、これまで通りにできなくなった人たちですね

高齢化社会の日本において、そのポテンシャルがなくなることはありません。

 

 

・まとめ

このサービスの肝は、ターゲットが実は高齢者ではないというところにあります。

そうですね。

サービス提供者の新聞販売店です。

 

「まごころサポート」といった単なるお手伝い業務は、敷居を低くしているだけです。

その後、ハウスクリーニングやシニア向け学習塾と、事業を広げさせることが可能です。

専用のIoTデバイスも、彼らに向けて販売します(最終的にはユーザへ)。

同時に、さらなるユーザ獲得のため、テレマシステム導入やHP作成も支援します。

※テレマ...テレホンマーケティングの略

他にも、「ライフプランサポート」として、パッケージングしたサービスを提供。

(初期費用、月額費用の発生)

 

新聞販売だけでは収益を上げられなくなった店舗には、ぜひ導入させたいでしょう。

すでに新聞購読者という顧客が見えているので、営業も楽ですし。

ただし、仕事が増えるので、お手伝い業のアルバイトを雇うことも考えられますね。

 

つまりは、こういうことです。

サポートの実務をする新聞販売店が好調になれば、

サービス提供者の主体であるMIKAWAYA21も、業績を伸ばせるというわけですね。

 

プラットフォームとコンテンツの関係を考えれば、分かりやすいのではないでしょうか。

 

それにしても、新聞販売店って、従業員が高齢化しているような...。

若い人は今時、勤めませんよね?

 

 

サービスのWebサイト↓

 

企業のWebサイト↓

 


以上。

 

 

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